あおば福祉会のご紹介
障害のある人もない人も、
地域の中で安心して暮らしてゆけるよう
あおば福祉会は、障害を持ち、生活に困難を抱える方の福祉活動に取り組む特定非営利活動法人です。
私たちは、『NPO法人あおば福祉会』と『NPO法人エルブ』の2つのNPO法人で活動を行っております。
『NPO法人あおば福祉会』として、精神障害を抱える方の社会生活を支える事業を営むと共に、『NPO法人エルブ』として精神障害者を取り巻く社会へ働きかけを行うことで、「障害のある人もない人も、地域の中で安心して暮らしてゆけるような仕組みと環境づくり」に取り組んでいます。
また、「あおば福祉会」の産みの親であり、精神疾患を抱える方のご家族の集まりである『杉並家族会(昭和43年結成)』が、ご家族と精神障害者を支える支援者のネットワークを構築しながら、あおば福祉会と共により豊かな社会の在り方を目指して活動を続けています。
あおば福祉会のこれまでと、これから
はじめは小さな活動から
私たちの最初の活動は、1982年、高円寺にあった杉並区立障害者集会所を利用してはじまった「杉並共同作業の会」からはじまりました。
精神障害を抱える身内を支える家族の会「杉並家族会」のボランティアによって、週1回の小さな活動としてスタートし、行政のサポートも無く、地域社会の理解もほとんど得られない中、活動場所を探すところから必要な資金調達まですべて自分たちの手で行う、手作りの小さな活動でした。
1984年に杉並区、翌1985年に東京都から補助金を受け、杉並区ではじめての精神障害者共同作業所「あおば作業所」として本格的に活動を開始してから、2022年には設立40年を迎えます。
あおば福祉会のスローガン「人の中に、街の中に」
『障害のある人も無い人も、人の中に、街の中に自分の居場所があり、安心して暮らしてゆけること』
精神障害者の日中の活動として始まった小さな作業所から、精神障害者福祉分野で複数の事業を営むまでに成長した「あおば福祉会」ですが、最初の会の始まりから今まで、根っこにあるこの想いは変わりません。
街のなかで取り残されがちな方への理解と共感の輪を広げ、お互いに支えあえる暮らしを、通所メンバーと職員が力を合わせて作り上げていけたら幸いです。